ブラパッドは盛るためだけじゃない!知っておきたいブラパッドの種類と機能について【下着の基礎知識No.04】

パッドいろいろ
ブラパッドはバストを盛るために使うものだと思っている方が多いのではないでしょうか?
ですが、意外と知らないのがブラパッドの役割。
今回はブラのパッドについて商品製作の観点から簡単にご紹介いたします。

パッドの役割とは

ブラパッドとはブラの中に入れて使うパッドのことです。

ただ単に、バストを大きく見せるためだけのアイテムだと思っている方も多いのではないかと思いますが、実はそれだけではないのです。パッドの役割として、大きく二つに分けることができます。

役割①ブラとバストの隙間を埋める

バストの上辺に隙間ができていたり、バストの左右の大きさが異なる時にバランスを整えるために使います。
バストとブラジャーに隙間ができると、ブラジャーの中でバストが動いて、垂れてしまう原因になってしまいます。
パッドを使って、バストとブラジャーをフィットさせるようにしましょう。

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役割②垂れたバストを支える

パッドを使うことで、バストを下から持ち上げ、バストを高い位置で支えます。

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パッドの上手な使い方とNGな使い方

おすすめのパッドの使い方

胸の大きさに左右差があり、片方は盛り感があってもう片方は上辺に隙間がある場合、盛っている方はパッドを抜いて、もう片方の胸に入れて調節してみてください。
必ずパッドを入れておかないといけないものではなく、窮屈に感じたり圧迫感があれば、パッドは使用しないでください。
生理前などは胸の張りなどを感じる方もいらっしゃいます。その時はパッドは取り外して使用してください。
胸の状態に合わせてパッドを入れたり、取り外したりしてサイズ感を調節してみてくださいね。

おすすめできないパッドの使い方

バストを盛るためや谷間を作るためにパッドを使うことはお勧めできません。ブラパッドでバストを圧迫してしまうと、バストの血流やリンパの流れを悪くしてしまい、形を悪くしてしまいます。
しかもバストのお肉が脇や背中に流れていく可能性もありますので、無理なご使用にはご注意ください。

意外とたくさん?!パッドの形状と種類について

パッドの形状

パッドの形状

レモン型

ブラジャーのカップ下辺にパッドを入れ厚みをもたせることで、バストを上にボリュームアップします。(HEAVEN Japanで販売している商品に付属しているパッドはレモン型が多いです。)

丸型

薄めの素材感で、サイズの微調整に使います。バストの正面に付けるので、トップの透けや乳首の突起が隠せます。

ピーナッツ型

バストの正面に付けて使います。左右のパッドがつながっているため、ずれにくく立体感のあるきれいな形状になります。
その他、三角型やフラワー型などもございます。内側に凹凸などがあるためにずれにくくなっている形状や、胸を盛るための厚みを持たせている形状のものも多くあります。

パッドの素材の種類

シリコンパッド

シリコンパッド
メリット:バストに近い柔らかさで重さもあるので、フィットしやすく自然なシルエットになる。胸のボリュームアップが簡単にできる。へこんだりせず形状がそのままで、傷みにくい。使いやすくカップに入れるだけなので、取り外しが楽。
デメリット:通気性がないため蒸れやすい。

低反発 ウレタンパッド

低反発ウレタンパッド
メリット:もっちり柔らかな感触、心地よい使用感でバストラインにぴったり綺麗にフィットする。違和感なくボリュームアップできる。軽くて使いやすい。
デメリット:通気性がないため蒸れやすい。使い続けると黄ばんでくる。

不織布パッド

不織布パッド
メリット:蒸れにくく、軽い付け心地。扱いやすく低価格。
デメリット:使い続けるとごわついたり、ボリューム感がなくなる。(市販されている付属のパッドは不織布パッドが多いです。)

ジェルパッド

メリット:シリコンより軽いが程よい重さがあり、柔らかでソフトな着け心地。比較的低価格。
デメリット:破れた場合は中身が出てしまうので、取り扱いに注意が必要。

マイクロビーズパッド

メリット:ブラジャーと胸の間を埋めて優しくフィット。バスト全体をボリュームアップさせたいときに最適。軽く細かいポリスチレンビーズの位置を変えてボリューム調節が可能。
デメリット:熱に弱いので、乾燥機・ドライヤー・アイロン等の使用を避ける。

オイルパッド

メリット:バストになじみやすく、ぴったりフィットします。オイルなので自然な胸の揺れが感じられる。リアルな胸のボリューム感が出る。
デメリット:破れた場合は中身が出てしまうので、取り扱いに注意が必要。

小さい胸を大きく見せたくてパッドを追加で入れる方も多いかと思います。ただ、サイズを間違ったまま使用すると胸を圧迫してしまうこともあります。 特に市販されているパッドには、盛ったり谷間ができると強調されているものが多いですが、使い方を間違えると、胸の形を悪くしてしまう原因になってしまいますので注意しましょう。 ブラパッドを使う目的を理解して、バストケアの妨げにならないよう上手くブラパッドを使いましょう。上手に使えば、より自分に合った綺麗なバストラインを作ることができます。 自分のバストにはどのタイプが合うのか、色々と試してみてパッドマスターになりましょう!

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