「プチ胸」「垂れ胸」も美バストに!簡単で毎日実践できるバストケアとは?

バストケア

「バストケア」と聞いて、皆さんはどんな方法を思い浮かべますか?マッサージや運動、サプリメント、さらにはエステなど様々な情報がありますが、何か特別なことをする必要はありません。日常生活の中で気軽に始められるケアもたくさんあるので、ぜひ覚えておきましょう。


実は、「ボリュームがない」「ハリがない」「左右で形が違う」といったバストのお悩みの多くは、血流やリンパの流れを改善することで解消できるのです。最も効果的なのがマッサージ。特別なアイテムは必要なく、お気に入りのボディクリームやボディオイル、ジェルなどを用意すれば準備OK。まずは自分のバストに触れ、どんな状態なのかを知ることからスタートしましょう!

バストケアの基本は「セルフマッサージ」

基本のマッサージはたったの3ステップ。流れを覚えてしまえば5分ほどでできる簡単なものです。タイミングは朝または夜の1日1回。ステップごとにクリームやジェルを追加して、バストになじませるようにしながら行いましょう。

STEP1 バスト持ち上げマッサージ

左手、右手と両手を交互に使って、片方のバストを下から上へすくい上げるようにマッサージします。この時「これ以上は持ち上がらない」というところまでバストをしっかり持ち上げてから、鎖骨まで手を滑らせましょう。左右の手を入れ替えて1回とし、片方のバストで10回ほどが目安。もう片方も同じように行ってください。クリームやジェルが浸透するとバストはふっくら、ハリもアップします。このマッサージを続けるだけでバストの位置が1~2㎝ほど上がることも!

STEP1

STEP2 二の腕すっきりマッサージ

左手で右の二の腕を内側から掴みます。プニプニしたお肉やむくみ、コリをほぐしていくイメージで脇の下、バスト上部のデコルテまでマッサージしましょう。

STEP2

脇の下はリンパ節があり、老廃物がたまっていると痛みを感じやすくなる場所なので、「気持ちいい」と感じられる強さで行ってください。今度は手を入れ替えて、右手で左のバストをマッサージ。これを繰り返し、左右合わせて10回ほど行いましょう。脇のリンパの詰まりからバストを支える大胸筋まで、外側から内側へとほぐすことで、左右に流れがちなお肉も正しい位置に。バストがきちんと正面を向くようになります。

STEP3 背中すっきりマッサージ

左手を右の脇の下をくぐらせて背中に回し、背中のお肉をバストに戻すようにマッサージします。手を入れ替えて、今度は右手で左の背中からバストまでをマッサージ。左右交互に繰り返し行いましょう。「痩せていてバストにボリュームがない・・・」とお悩みのプチ胸さんにも、このマッサージは効果的です。

STEP3

マッサージのポイントは、バストだけでなく、背中や二の腕など周りのお肉もほぐしながら血流やリンパの流れを整えること。なぜなら、ブラジャーを着けた時に気になる脇の下や背中、アンダー下のぽっこりお肉は元々バストのお肉だったかもしれないからです。皮膚1枚で背中や二の腕とつながっているため、柔らかいバストの皮下脂肪はどうしても移動してしまいがち。また、サイズの合わないブラジャーでバストを押さえつけていると、ますますバストからお肉が逃げてしまいます。ブラジャーの正しい選び方、そしてマッサージでバストのお肉を正しい位置に戻すことを心がければ、育乳効果はさらにアップするはずです。

お悩み別、バストケアのポイント

お伝えした基本のマッサージは、バストのボリュームアップ、ハリ・弾力アップ、大きさ・形の左右差解消など様々なバストのお悩みに効果的です。慣れてきたら、さらに自分のバストに合ったケアをプラスしてみましょう。

お悩み別、バストケアのポイント

「胸を大きくしたい」人は・・・

基本マッサージをSTEP1~3の順に行った後、STEP2「二の腕すっきりマッサージ」を+10回。ボリュームが少ないバストはリンパや血流が滞っている場合があります。二の腕、脇、デコルテの順に、老廃物を流していくことを意識しながらマッサージしましょう。乳腺や大胸筋の新陳代謝を促し、バスト本来のボリュームが戻ってくるはずです。

「垂れを防ぎたい」人は・・・

垂れ胸が気になる人は、STEP1「バスト持ち上げマッサージ」でクリームやジェルをデコルテまでたっぷり浸透させるように心がけてみてください。バストが垂れているということは皮膚も伸びてしまっているので、引き締めることが大切です。また、下垂を防ぎたい人はSTEP3「背中すっきりマッサージ」を重点的に行いましょう。バストは真下だけではなく左右の脇、さらに背中へ流れることで垂れてしまいます。その流れに逆らうように、お肉を集め直すイメージでマッサージしてくださいね。

「左右差をなくしたい」人は・・・

左右差をなくしたい

バストの形が左右で違うことが気になる人はいませんか?STEP2「二の腕すっきりマッサージ」で脇に触れた時、どちらかにより痛みを感じたら入念にほぐしてみてください。左右の差は、骨盤のゆがみなどから来る血行不良や姿勢のクセによってバストが不均等に下垂することが原因と考えられています。リンパや血の巡りを整えることが美しいバストを手に入れる近道です。

「ハリを出したい」人は・・・

バストが下垂し、デコルテが痩せてしまった「老け胸」に悩んでいる人は、STEP1「バスト持ち上げマッサージ」を念入りに。クリームやジェルをたっぷり使ってバストを下から引き上げるイメージで行いましょう。脇や鎖骨周辺までしっかりマッサージすれば、バスト全体の血流促進につながります。また、下垂よりもハリ・弾力をアップさせたい人はSTEP2「二の腕すっきりマッサージ」の回数を増やすことをおすすめします。

ハリを出したい

お悩み別マッサージも、基本の3ステップのどれかをもう一度追加するだけなので、とても簡単。自分が目指すバストを具体的にイメージしながら、無理のない範囲でコツコツ続けていきましょう!

バストケアの効果が出るまでどのくらいかかる?

バストマッサージを始めると、気になってくるのが「いつになったら効果を実感できるの?」ということ。1回のマッサージを行った後、すぐにハリや弾力の違いを感じる人もいるようですが、あくまでも個人差があります。バスト全体の状態が改善し、安定するようになるまで2~3ヵ月はかかるといわれています。

バストケアの効果が出るまでどのくらいかかる?

バストケアを続けてバストがどのように変化していくのかを見てみると、次のようになります。

Cカップ未満のプチ胸は・・・

小さめのバストは、血流やリンパの流れが滞っていることが多いもの。マッサージで血行を促進すると新陳代謝が良くなり、バストそのものの質がアップ。弾力があり、ふんわりとしたバストになってきます。

Fカップ以上のグラマーな胸は・・・

大きいサイズゆえにバストを支えている大胸筋、つまりデコルテ部分が凝っていたり、血行不良でむくんでいたりする場合も。こちらもマッサージで巡りを良くすると老廃物が流され、シルエットもすっきりとしてきます。

下垂が進んでいた胸は・・・

加齢や妊娠・出産・授乳の経験によってお肉が左右に流れ、垂れてしまったバストは、マッサージによって正しい位置に戻っていきます。伸びてしまったデコルテからバストにかけての皮膚が引き締まると、理想的なお椀型のシルエットに近づきます。


つまり、バストケアは「バストの健康を作るために行うもの」なのです。皆さんが日々行っているスキンケアを思い出してみてください。肌のターンオーバー(細胞の生まれ変わり)のサイクルは、28日にその人の年齢を足した日数といわれています。例えば30歳の人がスキンケアアイテムを新しいものに変え、その効果を実感し、肌の調子が整うまでには約2ヵ月かかるということ。


効果が出るまでに2ヵ月という期間が肌もバストも一緒なのは、偶然ではありません。バストのシルエットが正しい位置に安定するためには、バスト全体の皮膚がしっかりと引き締まり、皮下脂肪を支えられることが必要不可欠。バストの皮膚も肌と同じようにターンオーバーを繰り返し、時間をかけて整っていきます。


ですから、バストケアを開始してすぐに効果が出なくても諦めは禁物。短期間に集中して行うものではなく、スキンケアと同じように「バストの健康な状態をキープするためのお手入れ」と考えてみてはいかがでしょうか?また「育乳」という言葉どおり、バストをじっくり育てるイメージで行うのもいいですね。

バストを作る女性ホルモンの促進は食事で

マッサージのほか、普段の生活の中でできるバストケアもご紹介しましょう。それは食生活。当たり前のことですが、私たちの体は食べたものでできています。できるなら、バストにとっていいものを取り入れたいですよね。そこで注目したいのが、大豆や葛などマメ科の植物に含まれているイソフラボンです。


イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」に化学構造式が似ていて、同じような働きをすることが分かっています。エストロゲンは乳腺や脂肪の発達を促し、女性らしい丸みのある体を作るほか、肌の新陳代謝を促進したり、自律神経を安定させたりと、女性の美しさと健康を保つために欠かせないホルモン。ただ、残念ながら加齢とともにエストロゲンの分泌量は減少してしまいます。そこで、毎日の食事でイソフラボンを積極的にとることが重要に。イソフラボンが豊富に含まれているのは豆腐、納豆、豆乳、油揚げ、きなこ、味噌など。どれも日本人にとって身近な食材ばかりですね。

バストを作る女性ホルモンの促進は食事で

さらに、ホルモンバランスを整える働きがあるビタミンもバストアップに効果的。血行促進や新陳代謝を助ける役割もあるので、バストに栄養をしっかり届け、またハリ・ツヤを作ってくれるのです。ビタミンがたっぷり含まれているのが、にんじん、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜。豆製品と一緒に、バランス良くメニューに取り入れましょう。


イソフラボンもビタミンも、ただたくさん摂取すればいいというわけではありません。毎日同じ時間に3回の食事をとること、そして質の良い睡眠をたっぷりとることは、バストに限らず、健康的な体を作るために欠かせないものです。自分が健やかに過ごせる規則正しい生活リズムを知り、続けていきましょう。

バストに影響を与える「骨のゆがみ」に気をつけて

最後に、美しいバストラインを保つために心がけておきたいのが正しい姿勢です。バストを支えているのは大胸筋という筋肉で、さらにその下にある肋骨はバストの土台。肋骨は、悪い姿勢や運動不足による筋力の低下で位置そのものが下がったり、ゆがんだりしていきます。ゆがみからバストに左右差が生まれたり、血行が悪化してバストの弾力・ハリ・ツヤが悪くなったりする場合も。また、猫背や肩が内側に入ってしまういわゆる「巻き肩」の圧力によって肋骨が広がることも。それに引っ張られるようにバストも左右に広がって「離れ胸」の印象になり、お肉も脇や背中に流れやすくなってしまいます。正しい姿勢を意識することは、美乳に直結しているのです。


姿勢改善には体をほぐすストレッチが効果的です。お風呂上がりや眠る前に行ってみましょう。

肩甲骨ストレッチ

肩甲骨ストレッチ
  1. お腹の中心に力を入れ、胸をしっかり広げて立ちます。
  2. お腹が前に突き出たり肩が上がったりしないように注意しながら、両腕を後ろ側へ上げます。この時、両手同士が近づくように意識してください。
  3. 背中の筋肉と両腕の付け根が使われていることを感じながら、ゆっくりと10回繰り返します。

腕回しストレッチ

腕回しストレッチ
  1. 左の脇下を右手でつかみ、適度な強さで約10秒もみほぐします。
  2. 左腕を前に5回、後ろに5回、大きく回します。
  3. 反対側も同様に【1】と【2】を行います。

肩や腕などバストに近い部分をゆっくり丁寧に動かし、凝り固まった体をゆるめましょう。姿勢を整えるだけでなく、新陳代謝や血行、リンパなどの巡りを良くすることにもつながります。女性に人気のヨガやピラティスも、筋肉や骨格に働きかける運動なのでおすすめ。ただし、ゆがみの大きい人は整体などプロの技術も取り入れてみましょう。


今回は、毎日の生活の中でできる様々なバストケアをお伝えしました。もう一度、大切な4ポイントをおさらいしておきましょう。


  • バストケアの基本はセルフマッサージ。クリームやジェルで保湿も忘れずに。
  • 「美バストは一日にしてならず」。バストケアの効果は2~3ヵ月後に現われる。
  • 食生活でもバストケア。イソフラボンとビタミンをたっぷりと摂取。
  • バストの土台は肋骨。骨格からバストを育てるために正しい姿勢を心がける。

そして、バストケアをサポートしてくれる一番のアイテムがブラジャーです。バストケアの効果が出てくる頃になると、トップ位置が上がったり、カップサイズがアップしたりと、嬉しい変化も。こまめにサイズを測り直して、今のバストにぴったり合ったブラジャーを選ぶように心がけてくださいね。


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